- 1 1. JPYCとは?「どこで買える?」の前に押さえておきたい基礎知識
- 2 2. JPYCはどこで買える?3つの購入ルートの全体像
- 3 3. JPYC EX(公式サイト)での購入手順【初心者に最もおすすめ】
- 4 4. DEX(分散型取引所)でJPYCを購入する方法
- 5 5. JPYCをどこに保管する?ウォレット・保管方法の選び方
- 6 6. JPYCを買ったあと「何に使える?」主なユースケース
- 7 7. JPYCを買う前に知っておくべきリスクと注意点
- 8 8. まとめ:自分に合った「JPYCの買い方」を選ぼう
- 9 9. よくある質問(FAQ)
- 9.1 Q1. JPYCはどこで買うのが一番安全ですか?
- 9.2 Q2. JPYCは国内の暗号資産取引所(コインチェック・ビットフライヤー等)で買えますか?
- 9.3 Q3. DEXでスワップしたいのですが、偽トークンを避けるには?
- 9.4 Q4. JPYCをウォレットに送ったのに表示されません。なぜ?
- 9.5 Q5. JPYCは1円と完全に固定ですか?
- 9.6 Q6. JPYCを日本円に戻したい場合はどうすればいいですか?
- 9.7 Q7. どのチェーン(Ethereum / Polygon / Avalanche)を選べばいいですか?
- 9.8 Q8. JPYCは税金がかかりますか?
- 9.9 Q9. JPYCは送金に使うと本当に安くなりますか?
- 9.10 Q10. JPYCを長期保管するにはどうすればいいですか?
1. JPYCとは?「どこで買える?」の前に押さえておきたい基礎知識
まず「どこで買えるか」を考える前に、そもそもJPYCとは何か/どんな位置づけのトークンなのかを整理しておきます。ここが腹落ちしていると、あとで購入先やチェーンを選ぶときに迷いにくくなります。
1-1. JPYCは「1JPYC=1円」を目指す日本円ステーブルコイン
JPYCは、日本円に価値が連動するステーブルコインです。
1JPYCあたり1円になるように設計されており、裏付けとして日本国内の預金や日本国債などが保有されています。
法的には、いわゆる「暗号資産」ではなく、資金決済法上の「電子決済手段(Electronic Payment Instrument)」として扱われるステーブルコインです。
- 発行主体:JPYC株式会社
- 1:1の価値維持:円建ての預金+国債などで全額以上を保全
- 使い道:決済、送金、DeFi、Web3サービスでの支払い など
このため、ビットコインやイーサリアムのような価格変動の大きい「投機対象の暗号資産」とは性格が異なり、「日本円のデジタル版」的な位置づけで使われることが想定されています。
1-2. 旧「JPYC Prepaid」との違い
JPYCまわりでややこしいのが、旧来の「JPYC Prepaid」の存在です。
旧:JPYC Prepaid
- 法的位置づけ:自家型前払式支払手段(プリペイド)
- 基本的に「現金への払い戻しができない」タイプ
- JPYC Apps内など提携サービスで、「1JPYC Prepaid=1円」として使える仕組み
- EthereumやPolygonなど複数チェーン上でERC-20トークンとして発行
新:規制対応済みステーブルコインとしてのJPYC
- 法的位置づけ:電子決済手段(資金決済法上のステーブルコイン)
- 一定の条件を満たした上で、1:1で日本円に償還(払い戻し)が可能
- 発行・償還の窓口は専用プラットフォーム「JPYC EX」に一本化
- 裏付け資産は国内金融機関の円預金や日本国債にて全額保全
2025年の規制変更と登録手続きにより、JPYC社は資金移動業者として正式登録され、日本で初めて新ルールに基づき円建てステーブルコインを発行する事業者になりました。
その過程で、旧来のプリペイド版は2025年半ばに新規発行が停止され、今後は「新しいJPYC(ステーブルコイン)」がメインになっていく流れです。
JPYC株式会社は、パブリックチェーン上での日本円ステーブルコインとして、世界で活躍するスタートアップが飛躍できる土壌を…
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1-3. JPYCが動くブロックチェーン(対応チェーン)
新しいJPYCは、現状次のようなパブリックチェーン上で発行されています。
- Ethereum(イーサリアム)
- DeFiやNFTなどエコシステムが最も厚いメインチェーン
- Polygon(ポリゴン)
- Ethereum互換で手数料が安く、実用系dAppと相性が良い
- Avalanche(アバランチ)
- 高速・低コストなL1として、クロスチェーン連携も進んでいる
旧JPYC Prepaidは、これに加えてGnosisやAstar、Shidenなどでも発行実績がありますが、これから新規にJPYCを入手するユーザーのメインは上記3チェーンと考えておくと分かりやすいです。
1-4. JPYCは何に使える?ざっくりユースケース
細かい使い方は後のセクションで掘り下げますが、「どこで買える?」を考えるうえで、用途のイメージは持っておいた方が良いので、ここでは概要だけ触れておきます。
- オンライン決済
- ECサイトやデジタルコンテンツの支払いに利用
- DeFi(分散型金融)
- レンディング、ステーキング、流動性提供など、円建て感覚での運用
- 送金・決済インフラ
- 国内外への送金や、企業間決済の基盤としての活用
- Web3サービスとの連携
- NFTマーケット、ブロックチェーンゲーム、ノーコード連携ツール等と組み合わせた決済・ポイント代替
ポイント:
JPYCは「値上がり益を狙うコイン」というより、
“円の価値をそのままオンチェーン上で扱うためのインフラ”
という立ち位置です。この性格を理解しておくと、「どこで買うべきか」「どのチェーンを選ぶか」といった判断基準も、自ずとブレにくくなります。
Advancing Digital Currency Adoption with new Warp Adapter Pr…
1-5. なぜ今「JPYCはどこで買える?」が注目されているのか
最後に、注目が伸びている背景を軽く整理しておきます。
- 2025年に入り、日本国内でのステーブルコイン規制が本格的に整備され、JPYCがその第1号として本格ローンチした
- JPYC EXを通じて、マイナンバーカード+銀行振込で誰でもJPYCを取得できるルートが用意された
- 企業側でも、ECや送金、業務システムとの連携など、「円ステーブルコイン前提」のサービス開発が加速している
このように、「法制度が整い、公式な買い方が用意されたタイミング」で注目度が一気に高まっているため、
「結局JPYCってどこで買えるの?」というニーズが急増していると考えられます。
JPYC aims for 10 trillion yen circulation and is expanding c…
2. JPYCはどこで買える?3つの購入ルートの全体像
JPYCを入手する方法は、2025年現在 大きく3つのルートに分かれます。
初心者から上級者まで、自分の目的や技術レベルに応じた最適な方法が選べるようになっています。
ここでは、まず “全体像” をわかりやすく整理し、後続セクションで各ルートを詳細に解説します。
2-1. ① JPYC EX(公式サイト)から銀行振込で購入する方法
JPYCを最もシンプルかつ安全に購入できるのが、公式プラットフォーム「JPYC EX」を使う方法です。
JPYC EXは、JPYC株式会社が提供する
「ステーブルコインの発行・償還(払い戻し)」を行う専用サービス
であり、JPYCを初めて購入する人のメインルートになっています。
JPYC EXで買う流れ(概要)
- アカウント作成
- 本人確認(マイナンバーカード等)
- 発行したいJPYCのチェーンと金額を指定
- 指定口座へ銀行振込
- ウォレットにJPYCが送られてくる
銀行振込で決済できるため、クレジットカードや暗号資産を準備する必要がありません。
JPYCを“初めて買う人”が迷わず選べる方法と言えます。
2-2. ② DEX(分散型取引所)で暗号資産からスワップして入手する方法
JPYCは、Ethereum・Polygon・Avalancheなど複数チェーンに対応しているため、
DEX(分散型取引所)からスワップして入手することも可能です。
代表的なJPYC取扱DEXの例:
- Uniswap(Ethereum / Polygon)
- QuickSwap(Polygon)
- SushiSwap など
DEXで買う流れ(概要)
- すでに持っている暗号資産(ETH・USDTなど)をウォレットに準備
- DEXにウォレットを接続
- スワップ画面でJPYCを選択
- ガス代とスリッページを確認してスワップ実行
すでに暗号資産を持っており、DeFi慣れしている人に向いている方法です。
ガス代や偽トークンに注意する必要がありますが、24時間いつでも取引できる柔軟性が魅力です。
2-3. ③ 一部海外取引所・オンランプ経由で購入する方法(海外居住者の場合)
国内暗号資産取引所では2025年時点でJPYCを直接扱っていませんが、一部の海外取引所やオンランプ(法定通貨→暗号資産変換サービス)を経由して購入できるケースもあります。
例:
- 海外取引所でUSDT等を購入 → JPYCとスワップ
- 法定通貨→暗号資産→DEX → JPYC という流れ
このルートは国内規制外のサービスが含まれるため、手数料・リスク・法的な位置づけを理解している上級者向きです。
2-4. 初心者に最もおすすめなのはどれ?
結論として、JPYC初心者には JPYC EX(公式ルート) が最も向いています。
理由:
- 日本円だけで購入できる
- マイナンバーカード+銀行振込だけで完結
- JPYC社の運営する公式プラットフォームで安心感が高い
- DEXや海外取引所を経由しないため、誤送金リスクが少ない
一方で、暗号資産に慣れており、すでにUSDTやETHを保有しているユーザーは
DEXでスワップする方がスピーディーな場合も多いです。
2-5. 「どこで買うか」を決めるための早見表
| 購入ルート | 適している人 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| JPYC EX(公式) | 初心者・円で買いたい人 | 安心・簡単・トラブルが少ない | 振込の反映に時間がかかる場合あり |
| DEX(スワップ) | 中上級者・既に暗号資産を保有 | 24h取引・スピード重視 | ガス代/偽トークンのリスク |
3. JPYC EX(公式サイト)での購入手順【初心者に最もおすすめ】
ここでは、JPYCを最も安全かつ確実に購入できる方法「JPYC EX(公式)」を使った買い方を、ステップごとにわかりやすく解説します。
JPYCを初めて扱う人でも迷いにくいよう、実際の操作フローに沿って説明します。
3-1. JPYC EXとは?(公式の発行・償還プラットフォーム)
JPYC EXは、JPYC株式会社が提供する JPYCの発行(購入)・償還(日本円への払い戻し)を行う公式サービス です。
JPYCを初めて買う場合は、基本的にこのJPYC EXを使うのが最も安全で、もっともスムーズに購入できます。
JPYC EXの特徴:
- 日本円だけで購入可能(銀行振込)
- JPYCの発行・償還がすべて公式で完結
- ウォレットに直接JPYCが届く
- 手数料が明確で、誤送金リスクも最小限
暗号資産取引所やDEXを経由しないため、初心者でも安心して利用できるルートです。
3-2. JPYC EXで購入する流れ(全体像)
JPYCをJPYC EXで購入する工程はシンプルで、次の4ステップです。
- ウォレット(MetaMaskなど)を準備する
- JPYC EXでアカウント登録/本人確認(KYC)を完了
- 発行するチェーンと金額を指定する
- 指定口座へ銀行振込 → JPYCがウォレットに届く
暗号資産に触れたことがない人でも、銀行振込さえできれば問題なく進められます。
3-3. Step1:対応ウォレットを準備する
JPYCはブロックチェーン上のトークンであるため、受け取りにはウォレットが必要です。
代表的な対応ウォレット:
- MetaMask(メタマスク)
- Rabby
- TokenPocket など
最も一般的なのはMetaMaskで、PCブラウザでもスマホアプリでも利用できます。
ウォレット準備のポイント
- JPYCを受け取るチェーン(Ethereum / Polygon / Avalanche)に対応したネットワーク設定が必要
- チェーンの設定は手動追加または自動追加どちらも可能
- アドレスは絶対にコピー間違いしないこと
ウォレットの準備が不安な人でも、MetaMaskを使えばほぼ問題ありません。
3-4. Step2:JPYC EXでアカウント登録と本人確認(KYC)
JPYC EXにアクセスし、アカウント登録を行います。
登録に必要なもの:
- メールアドレス
- マイナンバーカード(本人確認)
- 振込に利用する銀行口座
登録の流れ:
- メールアドレスを登録
- パスワード設定
- 本人確認(マイナンバーカードをスマホで読み取り)
本人確認はオンライン完結で、早ければ数分〜数十分で承認されます。
※本人名義の銀行口座以外からの振込は反映されないため注意
3-5. Step3:発行チェーン・金額を指定する
アカウントが有効になると、JPYC EXのダッシュボードからJPYCの発行ができます。
ここで選ぶ項目:
- どのチェーンで受け取るか(Ethereum / Polygon / Avalanche)
- いくら購入するか
チェーンの選び方(初心者向け):
- 手数料を安く使いたい → Polygon/Avalanche
- DeFi/NFTなど用途を広くしたい → Ethereum
- 国内外のdAppと幅広く使いたい → Polygon
チェーンは後からブリッジして移動もできますが、初心者はPolygonまたはAvalancheが扱いやすいです。
3-6. Step4:指定口座へ銀行振込 → JPYCの受け取り
金額とチェーンを指定すると、JPYC EXから 振込先の銀行口座情報 が表示されます。
流れ:
- 指定口座へ日本円で振り込む
- JPYC EX側が入金を確認
- ウォレットにJPYCが自動送付される
振込時の注意点
- 名義は必ずアカウントと同じにする
- 金額は間違えない(差額があると保留になる)
- 「振込ID」「メモ」「注文番号」などが指定されている場合は必ず入力
反映時間の目安:
- 平日昼間:数分〜1時間程度
- 夜間・休日:翌営業日扱いになる可能性あり
振込状況はダッシュボードから確認でき、反映されると自動でJPYCがウォレットに届きます。
3-7. JPYC EXでよくあるつまずきポイント
JPYC EXは初心者向けに設計されていますが、次のような点でつまずくことがあります。
① チェーンの選択ミス
PolygonとEthereumを間違えるなど、チェーン違いはトラブルの元。
受け取りたいチェーンを必ず確認しましょう。
② 振込人名義の不一致
本人名義以外の振込は反映されません。
③ ウォレットでJPYCが表示されない
- トークン追加していない
- ネットワーク設定が間違っている
などが原因です。
④ アドレスのコピー間違い
コピー&ペーストを基本にし、手入力は絶対に避けましょう。
3-8. JPYC EXが初心者に向いている理由(まとめ)
- 銀行振込だけで買える
- 日本円だけで完結
- 公式の発行元から直接買える
- チェーンとウォレットを設定すればあとは自動反映
- 暗号資産取引のような価格スリッページがない
JPYCを初めて購入するなら、まずJPYC EXを利用すれば間違いありません。
4. DEX(分散型取引所)でJPYCを購入する方法
ここでは、JPYCを DEX(分散型取引所)でスワップして入手する方法 を詳しく解説します。
JPYC EXよりも「スピード」「自由度」を重視したいユーザーに向いているルートです。
暗号資産を既に持っている人や、DeFiを使い慣れている人にとっては、JPYC EXよりも便利な場合があります。
4-1. JPYCを扱っている代表的なDEX
JPYCは複数のブロックチェーンで発行されているため、チェーンごとに利用できるDEXが異なります。
代表的な例は次の通りです。
Ethereum
- Uniswap(ユニスワップ)
最も利用者が多い分散型取引所。JPYCの流動性が比較的厚い。
Polygon(ポリゴン)
- QuickSwap(クイックスワップ)
手数料が非常に安いPolygonチェーンでの主要DEX。 - Uniswap(Polygon版)
Avalanche(アバランチ)
- Trader Joe
Avalanche上で人気のDEXで、対応トークンも多い。
いずれもMetaMaskなどEVMウォレットで接続でき、JPYCをスワップして入手できます。
4-2. DEXでJPYCを購入するメリット・デメリット
【メリット】
- 24時間いつでも即購入できる
- 暗号資産 → JPYC の切り替えがスピーディー
- 取引所を経由しなくてよい(セルフカストディ)
- 好きなチェーンを選べる(Ethereum / Polygon / Avalanche)
【デメリット】
- ガス代がかかる(チェーンによって差が大きい)
- 偽トークンが存在する可能性がある(コントラクト要確認)
- スリッページ(価格変動)に注意が必要
- 初心者にはやや難易度が高い
特に「偽JPYCトークンに注意」は非常に重要です。
後述の「安全なスワップのポイント」で詳しく触れます。
4-3. DEXでスワップ購入するための事前準備
DEXでJPYCを入手するには、次の準備が必要です。
① 対応ウォレットを用意する
- MetaMask
- Rabby
- TokenPocket など
② 基軸通貨(ETH・USDTなど)をウォレットに入れる
JPYCは法定通貨で直接買えないため、
「他の暗号資産 → JPYC」の交換(スワップ) が必要です。
準備する通貨の例:
- Ethereumチェーン → ETH
- Polygonチェーン → MATIC or USDT
- Avalancheチェーン → AVAX or USDT
③ ガス代の残高を確保する
スワップする際、必ずガス代が必要です。
例:
- Ethereum → 手数料が高い
- Polygon → 数円〜数十円程度
- Avalanche → 安めで扱いやすい
ガス代不足だと、スワップが実行できません。
4-4. DEXでのJPYCスワップ手順(どのDEXでも基本は同じ)
以下は代表的なDEX(Uniswap・QuickSwap等)に共通する手順です。
Step1:DEXにアクセスし、ウォレットを接続する
例:
- Uniswap → https://app.uniswap.org
- QuickSwap → https://quickswap.exchange
公式サイトを装った偽サイトが多いため
必ずURLをチェックしてアクセスしましょう。
アクセスしたら、右上の「Connect Wallet(ウォレット接続)」をクリックし、MetaMaskなどを接続します。
Step2:スワップ画面で「From」「To」を設定する
例(Polygonの場合)
- From:USDT / USDC / MATIC
- To:JPYC
JPYCがトークン一覧にない場合は、
「トークンを追加」→ 正しいコントラクトアドレスを貼り付ける
必要があります。
ここが最も偽物につかまりやすいポイントなので注意が必要です。
Step3:数量を入力し、スリッページと手数料を確認する
Dexには価格変動に対応するため スリッページ許容度 が設定されています。
通常は 0.5%〜1% 程度で問題ありません。
気をつける点:
- 数量が多いとスリッページが発生しやすい
- ガス代が高騰しているとトランザクションが詰まりやすい
Step4:スワップを実行し、ウォレットで承認する
「Swap(スワップ)」をクリックすると、ウォレットに承認画面が出ます。
確認する項目:
- ガス代(高すぎないか)
- 送金先アドレス(自動なのでほぼ問題なし)
- 取引内容
承認すると、数秒〜数分で完了します。
Step5:ウォレットでJPYC残高を確認する
スワップが成功したら、ウォレットにJPYCの残高が追加されます。
表示されない場合は:
- トークン追加していない
- ネットワークが違う
- トークンのコントラクトアドレスを追加していない
という可能性があります。
追加すれば問題なく表示されます。
4-5. DEX利用時の注意点(初心者がつまずきやすい)
① 偽JPYCトークンに注意する
DEXでは誰でもトークンを作成できるため、「名前だけJPYCに似せた偽物」が存在します。
必ず 公式が公開するコントラクトアドレス を確認してください。
② ガス代の高さ
特にEthereumはガス代が高いため、少額でのスワップは非推奨です。
初心者には Polygon または Avalanche が扱いやすい です。
③ スリッページで損をしやすい
スリッページ許容度を高くすると、価格変動による損失が増えます。
初心者は 0.5%〜1% が目安です。
④ スワップに使う通貨が不足すると取引できない
USDTだけを大量に入れても、ガス代の通貨(ETH・MATIC・AVAX)がないと取引できません。
⑤ ブリッジ利用時のリスク
チェーンをまたぐ場合、ブリッジ手数料が大きかったり、トランザクションが詰まる場合があります。
4-6. DEXでの購入が向いている人・向いていない人
向いている人
- すでにUSDTやETHなど暗号資産を保有している
- 24時間いつでも購入したい
- チェーンを自由に選びたい
- DeFiに慣れている
向いていない人
- JPYCを初めて買う初心者
- ウォレット・チェーン設定が苦手
- ガス代を払いたくない
- 銀行振込のほうが安心できる
4-7. DEXで買うべきケースの例
- DeFi運用の一部として「USDT → JPYC」に切り替えたい
- PolygonでdAppを使うので、JPYCをそのままPolygonで受け取りたい
- すでにイーサリアムを持っており、JPYC EXを使うより早く買いたい
こうしたニーズには、DEXのスワップ購入が最適です。
5. JPYCをどこに保管する?ウォレット・保管方法の選び方
JPYCを購入した後、次に重要になるのが 「どこに保管するか」 という問題です。
JPYCはブロックチェーン上のデジタルトークンであるため、保管場所の選び方によって 安全性・利便性・使い勝手 が大きく変わります。
ここでは初心者〜上級者まで、それぞれに最適な保管方法を分かりやすく解説します。
5-1. JPYC保管の基本:自己管理ウォレットが中心
JPYCは現在、暗号資産取引所の「口座残高」に置くタイプではなく、
ウォレットに直接送られてくるトークン です。
つまり、JPYCを保管する場所は次のいずれかになります:
- 自己管理ウォレット(セルフカストディ)
- サービス内の残高(ポイント的に扱う一部のWeb3サービス)
最も一般的なのは、MetaMaskなどの自己管理ウォレットです。
5-2. 保管方法の種類と特徴
JPYCを保管する際に選べる方法は、大きく次の3種類です。
① ブラウザ/スマホウォレット(MetaMaskなど)
最も一般的で扱いやすい保管方法。
代表例:
- MetaMask
- Rabby
- TokenPocket
- SafePal
メリット:
- すぐに使える
- dApp・DeFiと直接連携できる
- JPYC EXからの受け取りもそのまま可能
- 暗号資産ユーザーの標準的な手段
デメリット:
- 自分で秘密鍵を管理する必要がある
- デバイスの紛失・ウイルス感染時のリスク
向いている人:
- JPYCを日常的に使う
- DeFiを利用する
- PolygonやEthereumのdAppと連携したい
② ハードウェアウォレット(Ledger / Trezorなど)
安全性を最重視したい人に向くのが、物理デバイス型ウォレット。
代表例:
- Ledger Nanoシリーズ
- Trezor
メリット:
- もっとも安全性が高い
- ネットワークから物理的に隔離できる
- 長期保管に最適
デメリット:
- 初期投資が必要(1〜2万円台〜)
- 操作に慣れが必要
- すぐ使う用途には不向き
向いている人:
- JPYCを多めに保有している
- 長期で保管したい
- DeFi連携もある程度使いたい
③ サービス内保管(ポイント的に使うケース)
dAppやWeb3サービスによっては、
アプリ内の残高としてJPYCを一時的に保管 するケースがあります。
例:
- NFTマーケットのウォレット
- Web3アプリの内部残高
- ポイントに近い扱いで使う仕組み
メリット:
- アプリ内決済が簡単
- 主体的にチェーン管理しなくても使える
デメリット:
- サービス事業者側にカストディされるため、資産管理の自由度は低い
- 外部ウォレットへの送金に制限がある場合も
向いている人:
- 決済用途がメイン
- そのサービス内でしか使わない人
5-3. JPYCの用途別「おすすめ保管方法」
用途ごとに、最適な保管方法は変わります。
① 日常的に使いたい(決済・小額送金)
→ スマホ版MetaMask or TokenPocket が最適
利便性重視で、スマホだけで完結します。
② DeFiで運用したい(レンディング・スワップ等)
→ PC版MetaMask + ハードウェアウォレットが最適
日常操作:MetaMask
大きい金額の管理:Ledger
この組み合わせはDeFiユーザーの定番です。
③ 長期保管したい(価値保存目的)
→ ハードウェアウォレット
誤操作やハッキングのリスクを避けるため、
金額が大きいならハードウェアウォレット一択です。
④ Web3サービス内だけで使う
→ アプリ内ウォレット(必要に応じて外部ウォレットへ移動)
ただし、サービス終了リスクもあるため、
長期間の預けっぱなしは推奨しません。
5-4. JPYC保管時の注意点(必ず押さえるべき)
① 秘密鍵・シードフレーズは絶対に他人に教えない
詐欺のほとんどがここを狙ってきます。
サポートも含め、誰であっても渡してはいけません。
② ネットワーク切り替えを忘れない
JPYCを保管しているのが Polygonなのか、Ethereumなのか を把握しておきましょう。
誤送金・表示エラーの原因になります。
③ トークンが表示されない時は「トークン追加」を
MetaMaskでは、デフォルトでJPYCが表示されない場合があります。
- JPYCのコントラクトアドレスを追加
- チェーンのネットワークが正しいか確認
これだけで解決することが多いです。
④ 大量保有ならハードウェアウォレットで保護
金額が大きくなるほど、
ハードウェアウォレットの重要度が上がります。
5-5. 結論:初心者は「MetaMask」から始めればOK
JPYCの保管先で迷うなら、まずは以下の組み合わせが最も無難です。
- 少額で使う → MetaMask(スマホ or PC)
- 長期保管・大きな金額 → Ledgerなどのハードウェアウォレット
これさえ押さえておけば、JPYCを安全に扱うための基礎は十分です。
6. JPYCを買ったあと「何に使える?」主なユースケース
JPYCは単なる投資目的のトークンではなく、“日本円のデジタル版”として実際の決済や送金、Web3サービスでの支払いに使えることが最大の特徴です。
ここでは、JPYCを購入したあとにどのような用途で使えるのか、主要なユースケースを具体的に解説します。
6-1. オンライン決済に利用する
JPYCは、国内外のオンライン決済に利用できる場面が広がっています。
主な決済例
- Webサービスの支払い
- デジタルコンテンツの購入
- 一部のECサイトでの決済
- NFTやWeb3関連サービスの支払い
JPYCは価格が1円相当に安定しているため、
「日本円感覚で少額決済がしやすい」 のが大きなメリットです。
さらに、暗号資産とは違いボラティリティがほとんどないため、価格変動リスクを気にせず決済に使えます。
6-2. DeFi(分散型金融)で運用する
JPYCは複数のブロックチェーン上で発行されているため、
DeFiプロトコルでの運用にも活用できます。
代表的な活用例:
- レンディング(貸し出し)
- 流動性提供(LP)
- ステーキング
- スワップ(他のトークンとの交換)
たとえばPolygonやEthereumの人気DEXでは、JPYCの流動性プールやスワップ市場が存在しており、
円建て感覚でDeFiを使うことができる点が魅力です。
また、DeFiでは「円に固定されたステーブルコイン」が少ないため、JPYCはアジア圏での需要も高まっています。
6-3. 国内外への送金として使う
JPYCの特徴として注目されているのが、
法定通貨よりも早く・安い送金インフラとしての利用です。
- 海外送金
- 海外居住者への仕送り
- 個人間での送金
- 小規模ビジネスの決済
- 海外のWeb3サービスへの入金
従来の銀行を使った海外送金では、
- 数千円以上の手数料
- 数日かかる反映時間
といった問題がありました。
JPYCはブロックチェーン上で送金するため、
- 数秒〜数分で反映
- チェーンによっては数円〜数十円の手数料
と圧倒的に優れています。
さらに、受け取った側はJPYCをそのままdAppで使ったり、必要に応じてステーブルコインへスワップしたりできます。
6-4. NFTマーケットプレイスでの支払い
JPYCはNFT決済との相性もよく、
Polygonチェーンなどを中心にNFTの購入に JPYC を使えるケースが増えています。
NFTの一般的な決済はETHですが、
- ETHの価格変動が激しい
- 高値のときに買いたくない
- ETHを用意するのが手間
という問題があり、JPYCが「安定した代替手段」として活用されています。
JPYCでNFTを購入できることで、
価格変動を気にせず“円の感覚”で買い物ができる点は、ユーザーにとって非常にメリットがあります。
6-5. Web3サービス・アプリとの連携
近年、JPYCはWeb3アプリケーションとの連携が増えています。
例:
- Web3ポイント・トークンの購入
- ブロックチェーンゲーム内のアイテム決済
- ID連携サービスとの統合(ウォレットログイン)
- Web3決済のAPI連携
JPYCは日本企業によって発行されているため、国内サービスとの連携が非常に進みやすいことも強みです。
Web3サービスの運営者にとって、「円に連動したステーブルコインで決済ができる」ことは
ユーザー導線を非常に滑らかにするメリットがあります。
6-6. 実店舗決済の拡大(将来的なユースケース)
JPYCは、リアル店舗での決済にも応用が進んでいます。
例として、
- Visaプリペイド型カードサービス(nudge等)との連携
- QRコード決済との統合
などが議論・実験されています。
今後、加盟店が増加すれば、コンビニ・飲食店・小売店などで直接JPYCを使う未来も十分にあり得ます。
2025年は国内ステーブルコインの制度整備が進んだことで、こうした実店舗連携はさらに広がっていくと考えられています。
6-7. 企業向けユースケース(決済・送金・会計)
JPYCは個人用途だけでなく、企業が利用するメリットも大きいです。
企業利用の例:
- 広告費の支払い
- 業務委託料の送金
- 為替リスクの少ない海外報酬支払い
- 多拠点間の送金(子会社→本社など)
特にブロックチェーン業界では給与や報酬の一部をJPYCで受け取る可能性も考えられており、円建てで価値安定しやすい点が評価されています。
暗号資産市場が成熟する中で、価格変動の少ない「ステーブルコイン」が注目を集めています。その中でも、日本円と1対1で連動す…
6-8. JPYCの活用で得られるメリット(まとめ)
JPYCは単なる投機対象ではなく、“円に安定したデジタルマネー” として多用途に使えることが最大の魅力です。
JPYCの主なメリット:
- 円感覚でWeb3サービスを使える
- 海外送金が速くて安い
- NFTなどのデジタル決済がスムーズ
- DeFi運用の安定資産として使える
- 法制度に沿った国内初の円ステーブルコインで安心感が高い
JPYCは今後の決済・送金・Web3基盤の中心になりうる存在であり、用途の幅は今後もさらに広がっていくと考えられます。
7. JPYCを買う前に知っておくべきリスクと注意点
JPYCは便利で使い勝手の良い日本円ステーブルコインですが、「リスクゼロ」ではありません。
購入前に最低限知っておくべき注意点を理解しておくと、安全に扱うことができます。
ここでは、JPYCの利用者が特につまずきやすいポイントを中心に整理します。
7-1. 発行体リスク(JPYC株式会社の信用性)
JPYCは、JPYC株式会社によって発行されます。
裏付け資産として円預金や日本国債などが保全されていますが、
- 発行企業の経営状態
- 業務運営の信頼性
- 規制の変更
- 資産保全の管理状況
といった 発行体リスク はゼロにはなりません。
ただし、JPYCは日本の資金決済法に基づいて運営されており、透明性確保のための監査・レポート開示が求められるため、“無規制のステーブルコイン”に比べると安全性は高いと評価されています。
7-2. ペッグ(1JPYC=1円)維持リスク
JPYCは、1JPYC=1円 を目指すステーブルコインですが、市場の需要・供給バランスによって、DEX等では多少の乖離が起こる可能性があります。
例:
- 流動性が少ない時間帯
- 特定チェーンで板が薄い場合
- 大量の売買が集中した場合
一般的には大きく価格が動くことはありませんが、「市場では完全に1円固定ではない」 という点は理解しておく必要があります。
7-3. ブロックチェーン特有のリスク
JPYCはブロックチェーン上で動くトークンであるため、次のような「Web3ならではのリスク」も存在します。
① 誤送金しても戻らない
銀行のように取り消しができず、アドレスを1文字間違えただけで資金が失われることがあります。
② 詐欺サイト・偽トークンの存在
JPYCに似せた偽物トークンがDEXに存在するケースがあり、公式コントラクトの確認が必須です。
③ スマートコントラクトの脆弱性
稀に、利用するアプリ側の脆弱性が問題になることもあります。
(JPYC自体の問題ではなく、連携アプリ側で発生するリスク)
④ ネットワーク混雑による遅延
Ethereumなどは手数料が高騰し、送金が詰まるケースもあります。
7-4. ウォレット管理のリスク
JPYCは自己管理ウォレットで利用する場面が多いですが、ウォレット管理の不注意が最も多いトラブル原因 です。
よくある問題:
- シードフレーズの流出
- Chrome拡張機能の偽MetaMask
- PCやスマホのウイルス感染
- トークン表示ミスで「消えた」と勘違い
特に シードフレーズの流出=資産消失 に直結するため、「誰にも教えない」「紙に書いて保存する」などの対策が必要です。
7-5. 二次流通での購入はリスクが高い
SNSや個人間売買などでJPYCを購入しようとすると、
- 偽トークン
- 送金されない
- 不正アドレスを指定される
といった詐欺リスクが一気に高まります。
JPYC購入は
・JPYC EX(公式)
・DEX(正規コントラクト)
に限定すべきで、個人間取引は避けるのが安全です。
7-6. 税金の取り扱い(利益が出ると課税対象)
JPYC自体は価格が1円のため値上がり益は出ませんが、
- JPYCを他のトークンに交換
- DeFi運用で利息や報酬を受け取る
- JPYC → USDT/ETHなどで利益が出た
といったタイミングで、
日本では雑所得の課税対象となる可能性 があります。
税務判断はケースによって異なるため、必要に応じて税理士への相談が望ましいです。
7-7. チェーンを間違えると受け取れない
JPYCは複数チェーンで発行されているため、
- JPYC EXで「Polygon」を指定
- 受け取り側ウォレットが「Ethereum」を見ている
というケースでは、残高が表示されません。
チェーンのズレによる“表示されない問題”が非常に多いため、どのチェーンでJPYCを受け取るか常に把握することが重要です。
7-8. JPYCのリスクは「理解して使えば十分に管理可能」
JPYCは国内法に基づいて発行されており、海外発ステーブルコインより透明性が高い仕組みで運営されています。
しかし、以下の点を理解しておくことが安全利用の鍵です。
- JPYCはブロックチェーン上の資産であり、自己管理が基本
- チェーン・コントラクト・ウォレット設定に注意
- 偽トークンや詐欺に注意
- ブロックチェーン特有の不可逆性を理解する
正しい知識を持って利用すれば、JPYCは非常に便利で安全に扱えるステーブルコインです。
8. まとめ:自分に合った「JPYCの買い方」を選ぼう
ここまで、JPYCの購入方法や活用方法、注意点について詳しく解説してきました。
最後に、あなたの目的・スキルレベルに応じた最適な購入ルートをまとめます。
8-1. JPYCの主な購入方法は3つ
JPYCは2025年現在、次の3つの方法で購入できます。
- JPYC EX(公式)から銀行振込で購入
- DEXで暗号資産からスワップして入手
- 海外取引所・オンランプ経由(限定的)で取得(海外居住者の場合)
多くのユーザーにとって最適なのは、やはり JPYC EX です。
8-2. 初心者は「公式JPYC EX」で買えば間違いない
JPYCを初めて買う人におすすめなのは、以下の理由から JPYC EX(公式サイト) です。
- 日本円だけで購入できる
- 銀行振込 → 自動反映でシンプル
- 国内規制に沿った発行で安心感が高い
- 偽トークンなどのリスクがない
- ウォレットを準備すれば誰でも扱える
基本的に、初めてJPYCを触る人は公式購入ルート一択です。
8-3. 暗号資産を持っているならDEX購入が便利
すでにETH・USDT・MATICなどを保有している場合は、
クイックスワップやユニスワップなどの DEXでスワップ するほうが早くて便利です。
メリット:
- 24時間いつでも即購入
- 好きなチェーンで買える
- DeFiとの連携がスムーズ
ただし、偽トークンやガス代の確認など、
一定以上のWeb3知識が必要です。
8-4. JPYCを保管するならウォレット管理が重要
JPYCの保管方法は次の3種類。
- MetaMaskなどの自己管理ウォレット(最も一般的)
- Ledgerなどのハードウェアウォレット(安全性重視)
- Web3サービスの内部ウォレット(一時利用)
おすすめは次の組み合わせ:
- 少額・日常用途 → MetaMask
- 長期・大きな金額 → ハードウェアウォレット
これだけ覚えておけばOKです。
8-5. JPYC購入後の主な活用シーン
JPYCは単なる投機対象ではなく、実用性の高いステーブルコインです。
活用例:
- オンライン決済
- NFT購入
- 海外送金
- DeFi運用
- Web3アプリでの支払い
- 将来的には実店舗決済にも対応可能
“日本円のデジタル版”としての価値が今後ますます広がっていきます。
8-6. JPYC利用前に知っておくべき注意点
JPYCは便利ですが、次のリスク・注意点は必ず理解しましょう。
- 発行体リスクはゼロではない
- ブロックチェーンの誤送金は戻らない
- 偽トークンに注意(DEX利用時)
- ウォレットのシードフレーズは厳重管理
- 税金の取り扱いに注意(報酬や利息は課税対象)
リスクを理解すれば、JPYCは 安全かつ強力なWeb3資産として活用できます。
8-7. JPYC購入の最終ガイド:あなたが選ぶべき方法は?
| あなたのタイプ | ベストな買い方 |
|---|---|
| 初心者 | JPYC EX(公式) |
| 銀行振込だけで買いたい | JPYC EX |
| すでにETH/USDTを持っている | DEX(Uniswap / QuickSwap) |
| スピード重視 | DEX |
| 大金を保有したい | JPYC EX → ハードウェアウォレット保管 |
| Web3アプリで使いたい | Polygon / Avalancheで購入 |
どれを選ぶべきか迷ったら、まずは JPYC EX を使い、
慣れてきたらDEXや他チェーンへ広げていくのがおすすめです。
8-8. JPYCは「これからの円デジタル決済」の中心的存在へ
国内で正式な法制度のもと発行されるJPYCは、
実用性・安全性・拡張性の3点を兼ね備えた日本円ステーブルコインです。
- オンライン
- オフライン
- Web3
- 企業決済
- 海外送金
あらゆる場面でJPYCが使われる未来が近づいており、
今後のWeb3決済の中心となる可能性が高いです。
9. よくある質問(FAQ)
JPYCの購入方法や使い方は、暗号資産の知識がないと分かりにくい部分も多くあります。
ここでは読者が悩みやすいポイントを中心に、初心者にも分かりやすくQ&A形式でまとめました。
Q1. JPYCはどこで買うのが一番安全ですか?
A. JPYC EX(公式サイト)で購入するのが最も安全です。
- 日本円の銀行振込だけで購入できる
- 偽トークンの心配がない
- 誤送金リスクが最小限
- 法制度に沿った発行で透明性が高い
JPYCを初めて買うなら、まずはJPYC EX一択です。
Q2. JPYCは国内の暗号資産取引所(コインチェック・ビットフライヤー等)で買えますか?
A. 現時点(2025年)では、国内取引所では直接買えません。
国内CEX(中央集権型取引所)では上場しておらず、
日本円でJPYCを買える唯一の公式ルートは JPYC EX です。
暗号資産→JPYC に交換したい場合は、DEXを使います。
Q3. DEXでスワップしたいのですが、偽トークンを避けるには?
A. 公式が提供するコントラクトアドレスを必ず確認してください。
DEXでは誰でもトークンを作れるため、
「JPYCに似せた偽物」を配置しているケースがあります。
対策:
- JPYC公式のコントラクトアドレスをコピーして利用
- 不明なトークンは絶対にスワップしない
- 取引量・流動性が極端に少ないペアは避ける
Q4. JPYCをウォレットに送ったのに表示されません。なぜ?
A. チェーン(ネットワーク)が一致していない可能性があります。
よくある原因:
- Ethereumで送ったのに、MetaMaskがPolygonを見ている
- トークンを追加していない
- コントラクトアドレス未登録
解決策:
- 正しいネットワークに切り替える
- JPYCのコントラクトアドレスを追加する
Q5. JPYCは1円と完全に固定ですか?
A. 目標は1円ですが、DEXでは少しズレることがあります。
JPYCは1円に連動するよう設計されていますが、
DEXの需給によっては0.98〜1.02円など微小な誤差が出ます。
公式ルート(JPYC EX)は1:1発行のため、価格乖離はありません。
Q6. JPYCを日本円に戻したい場合はどうすればいいですか?
A. JPYC EXで「償還(払い戻し)」ができます。
流れ:
- JPYC EXで償還申請
- JPYCを指定アドレスに送付
- 日本円が銀行口座に振り込まれる
チェーンや混雑状況により時間は変動しますが、
基本的にはスムーズに日本円へ戻せます。
Q7. どのチェーン(Ethereum / Polygon / Avalanche)を選べばいいですか?
A. 初心者は Polygon または Avalanche が扱いやすいです。
- Ethereum:手数料が高い、dAppは多い
- Polygon:手数料が非常に安い、NFTやdAppが多い
- Avalanche:高速・安い、安定して使いやすい
迷ったらPolygonがおすすめです。
Q8. JPYCは税金がかかりますか?
A. 使い方によっては課税対象になります。
JPYC自体に値動きはありませんが、
- JPYC ↔ 他トークンの交換で利益が出た
- DeFiで利息や報酬を得た
といった場合は雑所得として課税される可能性があります。
不安があれば、税理士へ相談するのが確実です。
Q9. JPYCは送金に使うと本当に安くなりますか?
A. はい。特にPolygonやAvalancheを使うと非常に安くなります。
- 海外送金:数秒〜数分
- 手数料:数円〜数十円レベル
- 24時間いつでも即送金可能
銀行送金より圧倒的に早く、コストも安いです。
Q10. JPYCを長期保管するにはどうすればいいですか?
A. Ledgerなどのハードウェアウォレットが最適です。
- MetaMask:日常的に使う少額に最適
- Ledger(ハードウェア):大きな金額の長期保管に最適
“鍵を自分で持つ”ことがJPYC保管の基本です。







